約30年前に担任した教え子からLINEが来た。暑いですが、お元気ですか?と。
昨日の朝まで元気でしたが、午前中の卓球の練習時に左足の脹脛を肉離れしてしまい、午後には整形外科に行き、湿布を脹脛に巻き、左足を引きずっています。
5年ほど前、勤めていた予備校の近くで、その教え子とは食事をして話をしたことも。高校卒業後苦労したものの、今は幸せな生活を送っているようです。年末に当時のクラスメイトと忘年会をするので、先生も参加して下さいと。時間はあるし、懐かしい教え子と会えるのは教師冥利に尽きます。
その生徒を担任したのは特別なコースのクラスで、3年間持ち上がりという、一般の高校では稀有な経験でした。彼らは一度しか経験しない高校生活なので、それが普通かと思っているかもしれませんが。
クラス担任として毎日ホームルームの時間で顔を合わせ、担当教科の数学も週7時間受け持つため、彼らにとっては家族以上に接した時間の多さがあるのです。今だから話せる話を聞いてみたいと思っています。
さて、最近卓球の練習時間が多くなって、練習時や試合等でいろんな人と接する中で、懐かしい人に出会うこともありました。高校時代のクラスメイト、20年前に勤務した高校での同僚等。その高校時代のクラスメイトは奥さんと組んで、ダブルスの試合に出ていました。
また、クラブの練習仲間と楽しい焼肉バーベキューの時間もありました。普段の練習時にはめったに話題にもならない、高校の進路指導の話で個人的に盛り上がって、びっくりしたことも。そしてまたその女性とは、違うクラブの練習時にバッタリ。挨拶して、話しながら、その笑顔から垣間見える可愛らしさは年を重ねても素敵に思えます。卓球練習の汗が光る雰囲気の中で味わえる貴重なひとコマです。
そんな時間と出会いが織りなす線と点のグラフ模様も楽しものです。そのグラフを辿るうちに、その先には、自らの高校時代も繋がっているのかも。グラフの最短経路を辿るよりも、回り道をしながらそのグラフを辿るのも楽しいものです。
さて、卓球の試合で出会った高校のクラスメイトは、私の名前を言っても最初は気がつかない様子でした。彼はあまり目立たなかったものの、私は成績もクラスで1,2番だったので、逆に知られていたのではと思っていましたが、話すうちに思い出したとか言い、懐かしい昔話に彼の奥さんも入って楽しいひと時になりました。
私の高校時代は、年3回ある実力テストでは、成績優秀者と称して学年550人の上位100人程度を総合、教科別で校舎の目立つ渡り廊下に掲示するという、今ではほとんど考えられないことが行われていて、成績上位者は必然的に顔はともかく、名前は知られていたものです。クラスでも英語のリーダーの試験では上位3,4名は発表されて、ある意味励みになるものでした。私も英語は得意でしたが、どう頑張っても2番にしかなれない、優秀な女生徒がいました。勿論、国語や数学も得意で、学年でもダントツ1番のでした。時々数学では私が1番になることもありましたが、私は国語はそれほど得意ではなく、何とか学年5,60番なので、総合点では勝てません。
自分がその後、教員になって、進学高校で経験を重ねても、自分の経験した中学3年時や高校1年時のクラスほど優秀なクラスに出会うことはありませんでした。唯一、退職する最後の数学担当クラス(私学の6年制ですが)がそれに近い雰囲気で、自らが生徒として経験した稀有なクラスを長い教員生活の最後で経験したということでしょうか。
今週末は、長く務めたある高校の卓球部の同窓会です。出席する予定でしたが、足の肉離れのために断念することに。2週間ほどは静かに机に向かうことが多くなるのか。少し卓球の練習もセーブしなさいということなのかと受け止めて、数学教師の書斎を少し片づけたりしながらの時間を楽しもうかと。
